大 阪 維 新 の 会

高槻市議会議員
木 山 ユウ子
きやま ゆうこ

ご 挨 拶

多様な私たち
皆が輝き合える社会を目指して
 発達凸凹ありの息子(私とよく似てる)とダウン症ありの娘(私にないピュアさで自ら幸せを追求できる子)を育てる中で、発達障害児への支援を通じて多様なみんな(障害があると思っている人も、ないと思っている人も)が生きやすい社会実現の一翼を担いたいと考えるようになりました。
 いま、小中学校の特別支援学級や通級指導教室の運用が変更されようとしています。高槻市のこれまでのインクルーシブ教育(皆が共に学ぶ)の流れを後退させず、他市に先駆け前進させたいと思っています。

高槻市議会議員
木山 ユウ子
きやま ゆうこ

経 歴

◆学歴
私立桜蔭中・高卒業、東京大学法学部卒業、東京大学農学部林産学科修士課程修了

◆職歴
松下電工株式会社(現パナソニック株式会社)約20年間勤務。住建部門にて感性品質の評価技術開発等に携わった。
子の成長につれて発達障害児への支援に携わりたいとの思いを強め、児童福祉事業を志し娘の手術をきっかけに2019年6月退職、社会福祉士・保育士資格を取得。
2021年8月、放課後等デイサービス「学習教室ルリカラ」を開設。

◆保有資格
社会福祉士・保育士・発達障害学習支援エキスパートサポーター
福祉住環境コーディネーター2級・日商簿記2級・臭気判定士・気象予報士 etc.

政 策

私が高槻市で実現したいこと

1.直近の課題:通級指導教室を全校に設置
 枚方市・吹田市では、文科省通知を受けての“学びの場の変更”を令和5年度からは行わないことが明言されていますが、高槻市ではそのような説明はなく、学校ごとに異なる対応になっています。
 ひとりひとりのニーズに合った支援を確保するには、学びの場の拙速な変更は回避し、柔軟な対応を行うことが望まれます。また、そのような中、通級指導教室の利用者が増える見込みにもかかわらず、現在は一部の学校にしか設置されておらず、今後の設置計画も不十分です。ニーズに応じた学びの場を選択できるよう、早急に全校への設置が必要です。


2.将来的な課題:通常学級の多様性対応力を強化
 「インクルーシブ教育」とは、ただ同じ場所で学ぶということではなく、「全ての子が認められ、置き去りにされない」ことです。障害の有無や家庭の状況等にかかわらず、ひとりひとりの違いが認められ、誰も排除されず多様な皆が共に学んでゆける環境で育つことが、いま障害や困りを感じていない子にとっても大切です。

 例えば担任以外の支援員の導入や少人数学級・習熟度別授業などにより、通常学級の多様性対応力を強化することを目指さなければなりません。これまで特別支援学級で実践されてきた支援の実績も、ここで生かされるはずです。

お知らせ

実際のスクロールの挙動は、プレビュー/公開ページでご確認ください
【2023.11.29~12.15 令和5年第5回定例会(12月議会)】
■文教にぎわい委員会にて
ふるさと寄附金推進事業に関して質問しました。将棋会館関連以外の寄付受入額が増加しており、返礼品の充実や、大手ウェブサイトへの掲載、広報活動の工夫の効果が表れていることが分かりました。都市部の市町村はいわゆる「ふるさと納税赤字」を避けられないのは制度上の問題ではあるものの、その対策として、例えば三箇牧のトマトのブランド化など、魅力ある農産品を生かす取組を要望しました。

■本会議の一般質問にて
特別支援教育の視点を学校内全体に広めるための方策として、「通級指導教室の充実」と「特別支援学校のセンター的機能の活用」について質問しました。
*通級指導教室について
待機状態の児童が把握されていることを確認し、潜在ニーズも把握することと自校通級の早期実現を要望しました。また、通級指導教室担当教員で構成されるリーディングチームの活動実績を確認し、利用実績の少ない学校もあることから、好事例の積極的な情報共有等を要望しました。

*特別支援学校のセンター的機能について
地域で特別支援教育を推進するうえで特別支援学校が中核的役割を担うことが国・府により推奨されていますが、リーディングチームに比べると活用度が低いことを指摘しました。通常学級をインクルーシブにするには、支援学校のマインドを通常学級の先生方が体感・体得することが有用と考えられることから、まずは支援学校の見学や好事例の情報共有など、具体的な案件を伴わなくても参加可能で受講者の負担の少ないものから交流の機会を創出することを要望しました。

【2023.11.1~2 文教にぎわい委員会視察(天童市・名取市)】
■天童市(将棋振興について)
限られた時間のため、駅周辺しか訪れることができませんでしたが、探さずとも随所に見られる駒のデザインや、落ち着いた佇まいの資料館に、伝統産業としての将棋駒づくりを軸とした将棋振興の浸透を感じることができました。
■名取市(義務教育学校について)
被災を契機として旧小学校・中学校を引き継ぐ流れで開校された閖上小中学校。10歳の誓いと立志式を節目として4-3-2年に分けた9年間、中1ギャップを緩和できるカリキュラムや、基本構想に地域や防災を含めている点が特色。特に感銘を受けたのは、ロの字型で窓越しに対面や他の階まで見える校舎、広くて開放的な廊下で、いろいろな違いのある子ども同士(9学年、支援級の子も含めて全員)が日常的に知り合い、関わり合える場所となっていること。構造的にインクルーシブであることが、心のバリアフリーにつながると感じました。
同市では、支援学校と一体化した小学校の設立も予定されているとのことで、今後も注目していきたいと思います。

【2023.10.18~24 決算審査特別委員会】
決算審査特別委員会委員として令和4年度の決算審査に携わりました。
一般会計で議会費・総務費、民生費、衛生費、商工費、教育費に関して計23項目、質問しました。
質問に先立ち様々な関連部署との打合せの機会で気づきが得られました。特別会計や公営企業会計の質問はできませんでしたが、今後守備範囲を広げます。
全体を通してとても勉強になりました。議事録ができしだい復習したいと思います。

【2023.9.6-26 令和5年第4回定例会(9月議会)の報告】
一般質問にて、「支援が必要な児童生徒の学びの保障について」として前回に続いて質問し、通級指導教室と通常学級の支援的機能向上の方向性を確認するとともに、その先に向けて、全職員の専門性向上と連携により、「教職員全員で児童生徒全員をみる」体制を目指すことを要望しました。また、通常学級においても個人差を前提とした学びに重点を移すことの必要性について述べ、先般会派有志で視察を行った名古屋市の教育改革についても触れました。
また、「心のバリアフリーについて」と題して、小学4年生を対象としたバリアフリー体験の出前授業の詳細や反響、特別支援学校と地域の小中学校の交流について質問しました。当事者の日常に触れることの意義を確認するとともに、交流の対象の拡大や、特別支援学校から児童生徒が来るのではなく特別支援学校を近隣の小中学生が訪問するなど、より深く当事者の日常に触れる機会を増やすことを要望しました。
・文教にぎわい委員会では固有の審議事項はありませんでした。

【2023.8.1 社会福祉審議会障がい者福祉専門分科会】
議題1)第2次高槻市障がい者基本計画・高槻市第6期障がい福祉計画・高槻市第2期障がい児福祉計画の令和4年度実績について
議題2)次期高槻市障がい福祉計画及び障がい児福祉計画について
各委員、それぞれの立場からの質疑がなされました。私も、障害児保護者として、放デイ事業者として、そして市議会議員として質問させていただきました。
令和4年度実績に関しては、障害の社会モデルに即した表現の浸透を要望しました。
次期計画については、就学相談の周知やインクルージョン推進の一環としての特別支援学校との交流、相談支援体制の充実に関して質問と問題提起をしました。

【2023.7.14】
高槻市議会令和5年第3回定例会(6月議会)が終わりました。
本会議での審議、委員会の審査において、また、委員会の傍聴においても、勉強が必要なことが多かったです。
会派からの代表質問では、「35人学級」に関して、いわゆるダブルカウントに関する見解を問いに含めました。文教にぎわい委員会では、生徒指導推進事業(不登校対策としての漢検の取り組み)と小学校家庭学習支援事業(学びアップ講座の小学校版)について、一般質問では、支援学級と通級指導教室の運用、不登校傾向の児童生徒への対応に関して質問しました。個々のニーズに応じるサポートがメニューとしてあるだけではなく、さまざまなニーズがあるということ自体を、皆が我が事として認識していくことが大切なのではないかという思いが共通しています。
※青少年関連事業の子ども未来部への移管の決定に伴い、所管の委員会が変更となるため、青少年問題協議会委員は退任となりました。

【2023.5.25】
今年度は
・文教にぎわい委員会(高槻市青少年問題協議会委員)
・地方分権推進特別委員会
・議会だより編集委員会
・社会福祉審議会(障がい者福祉専門分科会)
の委員を担当することになりました。

【2023.5.5】

5月1日より、4年間の任期で高槻市議会議員を務めることとなりました。
私の活動の原点は、わが子がこれまで受けた特別支援教育のよさ(多様性を前提としていること、「自立とは依存先を多く持つこと」という考え方)にあります。「特別」という言い方がそぐわない、全ての子に必要なことと思っています。
皆が違いを認め合いつつ誰も取り残されないインクルーシブな教育環境を目指して、放デイ事業者(&障害児保護者)としてのスタンスを保ちながら活動していきます。

ブログ

アーカイブ

お 問 合 せ

木山ユウ子 後援会
電 話  050-3690-7025
メール  y-kiyama@rurikara.co.jp